フライトダイアリー。

2006/2/18 Green Panther Y-Specお披露目。

天候 晴れ~薄曇り
南東 (微風~2m)
コンディション 気温はやや寒。グランドコンディション=並み盛り
参加者 山本、佐藤、吉田、事務局長 以上4名

いよいよ、松本伊代です。
GP-Yspecクラッシャー機のシェイクとなりました。

もともと昨年末には、ほぼ出来上がっていた機体、先行してほぼ同スペック
山機が飛んで色々な点を先行Checkしていたのでそれ自体になんの不安も
無く、シェイクに臨みました。


Green Panther Y-Spec

機体=Green Panther オリジナル設計 k-factory 小林 良夫 
http://www32.ocn.ne.jp/~kfactory/>http://www32.ocn.ne.jp/~kfactory/
改造/製作 Masaru Yamamoto (Team-Y)
デザイン/カラーリング Crasher Takashima
エンジン OS MAX 25-LA
TX JR-PCM9XII
RX JR-R770S
RXバッテリー ニッケル水素 4.8V-320mA (RC Hobbyオリジナル) ※30g
サーボ エルロン&エレベータ JR-DS3201 /エンコン DS361
主翼 マイクログラス
尾翼 カーボンサンド・マイクログラス(水平/垂直尾翼=Yama設計)ヒンジレス。
カラーリング 下地=ウレタン。
カラー=アクリルラッカー
オーバーコート=ウレタン(ISAMU製)

正面
翼端ウィングレット
特製ディカール
尾翼部分


Green Panthr Y-Spec 山本機
こちらはいろんなディテールのデータ収拾のため、あちらこちら
改造した痕跡が残っています。

Team-Yの監督 Yama.
Crasher

Y-Spec開発秘話。

多分、05年の真壁戦の帰り道にYamaさんとCrasherの猛烈な反省会の時だと思う。
(クラッシャーの成績は3位/DNF/2位/1位、3R目はトップだったのに勘違いして。。2位転落!!)

現メンバーのJ-Hide(同戦=3位)さんと石岡の平沢さんのサマンサ改を
見たふたりの意識は全く一緒だった。

「なにか、スペシャルな一台を・・・」

この日、不運な事故でGP-Burst機をパイロンに激突させ一台ロストしながらも
強烈な悪運の強さを発揮したクラッシャーの車にはなんと新品のパンサーの箱が
積まれていた。。。(抽選会でもらってしまいました。。)

つーことで、ここからほぼ毎日メールと電話で話をして、もう一台パンサーを
発注と同時に御用達のF産業でエンジンの調達とパーツの調達。
その後、喫茶店で最終スペックを話し合う。

今回のスペックではマイクログラス/カーボン等の素材を使う場所を決めて
必要量+aを算出、早速注文(こちらもK-Factory)

基本改造スペック

1.主翼のウィングレット。
これは真壁戦のJ-Hideさんの飛びを見た際に既にふたりの脳裏に残ったようで
ふたりとも全く同じ意識でスタートした。形状においては25LAクラスの規定で矩形翼であること。
ということがあるのでJ-Hideさんや石岡の平沢さんの機体の様にのばす事を止め、あくまでも
翼端は切り落としにする事をYamaが決定。ここは全てYamaさんにお任せした。

結果。ターン進入、ターン中、抜けた後の姿勢と高度変化が減り、ターン時のナイフエッジ状態の
ホールド感が増した事が実感出来る。


2.水平尾翼形状/構造変更。
というわけで水平尾翼はYamaが経験と感で形状を決定、ここでクラッシャーからは
動翼面の面積と形状でオリジナルより少なく。というリクエスト。最終仕様で
Yama機とクラッシャー機ではこの辺も少し違いがある。クラッシャー機では
さらにYama機より少ない面積にする。昨年、SFCで取材協力をしたCHPのジェネシスが
同様に少なく設定する事でヨー軸の安定を図ったという事とは全く別で何機かGPとサマンサを
飛ばしてた感想から少ない面積でも絶対に大丈夫という勝手な憶測である。

また、構造的に急激なターン後半からの逃げに充分対応するべくカーボンサンドイッチ構造を
クラッシャーが提案、それを聴いたYamaはそのカーボンを利用してヒンジレス構造を発案。
構造的にはカーボンシートを3mmのバルサを上下面から挟み込む。
樹脂で固める際に20kg程度で圧力をかける。これによりカーボンは心材となり翼形形成時に
中心となるのでより正確な翼形を形成できる。また、ヒンジレスはこのカーボンを必要最小限に残し
動翼と固定翼はこの心材のカーボンで繋がっている為、圧倒的な剛性を出す事ができる(はず!!)

結果。昨日のクラッシャー機のテストではもともとノーマルのパンサーのデータを使ったため
数値的な比較が出来た。剛性が出たため圧倒的に打の効きが発揮される。以下データ。

エレベータの設定
Green Panther (Nomal)
Green Panther Y-Spec
Rate = 33%
Rate = 28%
EXP=12%
EXP=15%

打の効きが圧倒的に良くなったためレートを減らし、なおかつEXPを少し+にしないと
敏感過ぎてラインを崩すくらいになる。
しかしながらレートを減らしても充分なくらいの急激なターンが可能となった。

3.全体の剛性Up。
各部の剛性はスピードが出た時に発揮されるとふたりして思い込み、主翼/尾翼全てを
マイクログラスで仕上げる事を決意!!ここではF3Dチャンプ・中條延幸氏の一言も大きく影響。
「フィルムでは高速度域では表面上でたわみ、結果速度ロスに陥る。」

そう、ストッパーでは綺麗に見えているフィルムでも120-150Km前後で飛んでいる
機体ではロスに繋がると。。

しかーーしながらここで葛藤が始まる。重量との戦いが始まる。ここでYamaの苦悩が始まる。
半ば「やっぱフィルムにする?」なんてバックもしかかるが気を取り直してマイクロで
いくことを決意!!Yamaは工程上の難点を何カ所か工夫していかに軽く貼る方法を見つける。

結果。Yama機シェイクはおりしも風速8-10mの強風で発進とともに上空へ。。向かい風でトリム。
追い風へ・・・とこの時の速度は多分200km以上かというとんでもないスピード。。
ふたりともターン時の空中分解を予測。。「ままよ!!」という感じで上空から一気にターン。。
全然動じないYama機。。というかまったく普通に飛んでいる状態。何度かこの状態で
通常のパイロンターンを繰り返しても全く動じない。。剛性Upは確実に効いていた。

対して、クラッシャー機でのテストではエンジンが絶好調のIIJ-サマンサとの対マン勝負である。
わざとターンポイントを奥にとってもターン時でスピードが死なないのと、直線スピードの
伸びで差を縮める事が出来た。
欠点というか課題としては重量増が残る。クリアする方法はバルサ組+新素材での強化か??

4.ルックス。

まぁ、世の男性諸氏の目は「ミキティのお尻」である。
つーことで「レーサーはかっこよくあるべき。」というYama監督の哲学をクラッシャーが
引き継いで先日の練習時に空中分解した「クラッシャー・サンダー君」をリバイバル。
当初は真壁で木っ端になった「クラッシャー・バースト君」だったのだがどうしても
サンダーをリバイバルしたかったクラッシャーは「けがき無し」完全フリーハンドでマスキングして塗装を開始。
今回はいいパープルが無いのでブリリアントブルーを使う。なんだかブルーインパルスみたいだぞ!!
一部リファインをして3日で仕上げる。最終はウレタンである。

結果は「勝手に評してちょうだい!!!僕はこれが好きなの!!」

ただし、視認性はメチャクチャ良い。。フィルム機では蛍光オラカバを使えたから良かったが
今回はちょっと心配。。でも、フライト時前回並みに視認性を確保出来たのは意外だった。
塗り行程最後に遊びに来たYama監督も
「うん、かっこいいよ。。OK,OK」と好評価。

総じて。。

生みの苦しみ、、特にYama氏は「もう。。いや。。」と二度と作りたくないSpecになってしまいました。。
とはいいつつもYamaは新たに実験素材買い込み、スペシャルパーツ作成をしていたり、シェイク終了後の
そば屋でクラッシャー発案のGP-Yspec-M(レギューレーション不適合)の考え方を熱く語ったり。。
Team-Yの加入とY-Spec製作依頼は直接Yama監督までどうぞ!!

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